諸法無我

旅行記や、日々思うことについて

欧州旅行④ Brussels Part2

間が空いてすみません。

 

今後もこんな感じのペースになりそうですが、頑張って最後まで書いて行こうと思います。

 

ブリュッセル二日目はブリュッセル市内散策と美術館・博物館めぐり。

というわけで、この日もユースで朝食をとり終えた後、ブリュッセル観光の中心である

ラン・プラスに向かいます。

 

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レストランの集まるオシャレな通りを抜けてまず最初に向かったのはブリュッセル市立博物館。通称「王の家」。

城塞時代の中世から現在のブリュッセルに至るまで、この街の発展の歴史を詰め込んだ博物館です。

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いかにも中世チックな刺繍画やステンドグラスが展示されています。

そういえばベルギーハプスブルク勢力だったんですよねたしか。

そしてこの博物館には小便小僧ことジュリアン君の衣装も展示されています。

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各国の趣向を凝らしたファッション。

日本からはこんなものを。

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続きましてインドネシア

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小便小僧の面影がないぞ。

次にハワイ、

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悪くない。

そしてスペイン。

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!!!!!???!!!??!???????

これは悪ふざけなんでしょうか????

 

博物館を後にして小便小僧の隣のワッフル屋で一人ワッフルをエンジョイ。

周りはカップルばっか。

色んな意味でアウェイななか異国の地でワッフルを一人で食えるおれに恐れるものは何もない気がしたよ。このときは。

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お次に向かったのはベルギー王立美術館。

ここにはかの有名なシュルレアリズムの巨匠、ルネ・マグリットの美術館も併設されています。

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エントランスを抜け、まずは近代絵画のブースへ。

欧州の美術館多くはテロ対策なのか総じてガードが固めで、入場時には荷物検査も必須です。もちろんここも例外ではありません。

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お気に入りなロートレック、そして若かりし日のゴッホまで。

多様なジャンルのコレクションが収蔵されています。

 

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まさかミュシャの彫刻作品まであるとは思いませんでした。

画だけじゃなく立体作品でも本当にミュシャの作品は美しいです。

あーるぬーヴぉー。

 

続いてマグリット美術館へ。

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マグリットおじさんの写真に出迎えられ、不思議な世界への一歩を踏み出します。

作品こそ相当アクが強い(笑)マグリットですが、彼の歩んできた人生に関する文献展示などを読んでみると、存外に真面目な人物だったのだと個人的に感じました。

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かの有名な「光の帝国」―"The Empire of Lights"をはじめマグリット黄金期の作品も数多く展示されています。

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去年は六本木の新国立美術館でもマグリット展がありましたし日本人観光客の姿も見受けられたので、なんだかんだでマグリットは日本でも人気の高い画家の一人な気がしますね。

王立美術館を後にして、オイスターバーで牡蠣に舌鼓を打った後(前述)

karinto-monster.hatenablog.com

ホステルで一休みし、同じ部屋のアメリカ人とアルゼンチン人と一緒に再び夜のブリュッセルに向かいます。デリリウムというブリュッセルでは有名なバーです。

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地階にはライブスペースもあり、とにかく飲んで酔って踊って歌って…

ホステルの連れと一緒に飲んでいたはずなのに気付けばなぜか隣にいたドイツ人とオーストリア人のおっさん達にクソ飲まされていました笑

ジャパニーズガイは珍しかったのか?笑

さすがにこれ以上飲むと連れにも迷惑をかけると思い、一人先にホステルに戻ることに。

 

戻ってから盛大にゲロったのは言うまでもない。

みんな、ベルギービールは美味いけど用法用量には注意な!

 

そして二日酔いのフランス編に続く…

故郷を尋ねられ

いつも聞かれて困る質問がある。

 

この時期は特に多きことでしょう、「出身地どこですか?」

 

いわゆる転勤族ってやつで生まれた時から引越し続きの人生だったし、真に明確に自分にとってここが出身地です!なんて言える地域はない。広島には比較的長めに住んでたし言葉づかいも広島のそれっぽいし多くの友人も得たけど、なぜか依然として広島が出身地なんだ!と言える感じもない。

 

まあこういう場合はわかりやすいから広島って答えるんですけど。

 

広島は好きだけどとりわけ郷土愛があるタイプでもないし、隙さえあらば未開の地に飛んでいきたくなる願望がある以上、自分は郷土愛を抱えるようなタイプの人間でもないのかもしれない。

こんなこと言うのも今さらだけど笑

 

きっと今からの生活は広島からは離れることになるだろうし、いよいよもって自分にとって”出身地”あるいは”故郷”たりえる地域はわからなくなる。

 

そもそも出身地ってなんなんでしょうね。

個人的には幼少期の思い出深い静岡を出身地として推していきたいんだけど、4~5年しか住んでないだけで出身地と言えるかどうかも分かんない。

 

そう考えると、大学生や社会人になるまでの時代を特定の地域で生きてきた人々がときに非常にうらやましくなる時がある。

地元には昔からの知り合いがいっぱいいて、馴染みの場所もいっぱいある、そんな生活を夢見てもおれにはそれができなかった。

まあ隣の芝ってのは青いもんなのかもしれないな。

 

でもいろんなところで生活してきた分、様々な地域を見てきたというのは案外自分の中で強みになってるな~って感じるときはよくあるし、そういう意味では結局のところ根無し草も地元のある人もイーブンなのかも。

 

まだまだ日本にも訪れてみたい地域はたくさんあるし、今までの引越しが続いた生活を送るうちに自分の中で一種の冒険心が育まれてきたことに関しては、転勤族に生を受けたことに感謝しないといけないな!

 

・・・まあ特にオチも何もないんだけど、ふと出身地について考えてみた、って感じ。

備えはマインドにこそ

こんにちは。
新幹線に乗ってる時間が暇なので書きます。

熊本のほうで地震が続いてますね。

テレビを見ても本当に気分が落ち込むような報道がなされていて、現地の人々がいかに自然の猛威に対して恐怖しているかを思うと被災していない自分でさえ、なんだか不安になってしまいます...

とにもかくにも、被災地で少しでも早く余震も収まって、これ以上犠牲者が増えることなく復興への道を歩むことを祈るばかりです。


幸いにもおれは今まで生きてきて、記憶のうちでは大規模な災害には遭ったことがありません。

正確に言えば赤ん坊の頃に阪神大震災には被災している、らしいですが記憶がないので、当時の話を両親に聞いたことがあるだけです。

その時はわざわざ祖父母や叔父さんが広島から援助物資を持ってきたりしてくれてたみたいで、たぶん当時のおれも相当それに助けられてたのは間違いないです。そう思うと感謝しきれません。

両親が口を揃えて言うに、当時の一番の問題はやはり「水」だったそうです。水道が止まれど生活のために飲み水はもちろんのこと、トイレにも必要ですからね。

1995年1月はネット環境も整っていやしない時代だったので、給水車が来る!みたいな情報を噂や人伝いで耳にしては一目散に向かい、水を貰っていたらしいです。


あれから20年が経った今、地震災害発生時の様相は大きく変化しています。人伝いや噂ではなくSNSなどを中心にネットをうまく使えば生きるために必要な情報が得られるようになりました。いま思えば東日本大震災がそういう時代の口火を切ったのかな。導入当時は非常に驚きましたが緊急地震速報なるものまで登場し、まだまだ発展途上だという指摘もありますが一定の効果はあるのだろうなと感じます。

しかしいくら技術が発展し災害対応をスムーズに行えるようになっても、危機的状況のなかで最終的に自らの命を守れるのは持ちうる全ての知性を駆使した状況判断力なんじゃないかなと思います。

もちろん非常食みたいに物質的な備えも必要ですが、それ以上に精神的心理的な備えをしておくことが重要なんじゃないかなと個人的には考えてます。内面の備えの上に、外面の備えがついてくる、みたいなイメージ。そういうマインドを構築しておけば非常事態に一体何が必要なのかは自然に浮かんで、準備しやすくなると思うんです。

例えばtwitterなどで情報をいくら得やすくなったとは言え、その真偽を判断する能力に欠けていれば結局自分自身を窮地に追い込むことになるかもしれませんしね。

いま熊本で起きてるようなことはいつ自分に降りかかるやもわかりません。

まだまだ自然災害に関しては、予測がつきにくい時代がしばらくは続きそうなので、折に触れて災害対応をシミュレーションしておくに越したことはないと思います。豊かで美しい、そして時に厳しい自然環境が根付いたこの国で生きる上には。


一日でも早い被災地の復興を祈って。

新幹線が京都を発ちました。月曜日からまた東京にて研修です。どうにかこうにか、もがいてみせます。

偽ることは疲れる

人間関係が一新された、という訳で心機一転、イノベーションを図る人って結構いるんじゃないかなと思います。

特にこの時期、おれらの同世代には。

 

まあでも物事はそんなにうまく運ぶことはないし、自らの臨んだ結果とはほど遠いものが得られる、ってパターンも少なくはないと思います。

 

ここ数日いろいろ考えて、

たぶん人間にはとある「共通する病」があるのだと思うようになりました。

「病」とは決して大げさな表現ではなくて、端的に言ってしまえば人間なら誰しもが抱える社会的欲求、それが充足されなかった時のネガティブな効果。

敢えて病と呼びます。それだけ、治すのが困難だと思っているので。

 

人間なら誰しもが他人からよく見られたいという意識が根底にあるはずです。

社会的動物である人間がその所属意識を自覚し、自らに価値を見出すことが生きるために必要だとするならば、やはり人間関係を円滑に構築するというのは決してマイナスにはならないわけですから、「良く見られたい意識」が働くのはある意味必然なので、今この瞬間を生きるおれたちがその欲求そのものを否定するわけにはいきません。

それは生の否定に他ならないからです。

 

それでもふと思うんです。

こんなに「良く見られたい」と思って自分のしていることがどんどんバカバカしくなって、自らをだますようにして行動した自分に自信を汚らわしいものと思いたくもなる。自分のために良かれと思っていることが、結局全く逆の方向に働いているように感じてしまうんです。

 

「お前は自分を道化にしてまで、人に好かれたいのか?」

って問いかけが心の奥底から聞こえてくるんです。

 

もともと自分を偽ってまで人に好かれたいとは思っていなかった。

…はずなのに、気づけば自分をベールに包んで本来なら存在しえない自分の姿を見て、そのたびに嫌気が差すのに加えて、なんだか本当の自分の姿が見えなくなってくるような気がしてくる。

おれはわかんないけど、ひょっとしてみんなそうやって生きてるのか?

だとしたらみんなはそれを許せてるの?

 

そんな奥底からの問いかけと、社会的動物としての生存欲求がぶつかって、寝床に入ろうとする前に葛藤スパイラルに入ってしまったのでここに書き残しておこうと思いました。

 

まあ大概こういう悩みって時間が解決してくれるモノなんじゃないかと思うんだけど…

そう願って、明日もまたこの悩み向き合い続けることにしよう。

 

欧州旅行③ Brussels Part1

こんにちは。

 

すっかり間が空いてしまいましたが、3月の欧州旅行の記録、続きです。

アムステルダムで三日間を過ごしたのち、この日は高速鉄道ベルギーブリュッセルに向かいます。

 

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アムステルダム中央駅発の、高速鉄道を利用します。

ちなみに二枚目の写真の奥に見える赤いやつはフランスのパリからヨーロッパの各都市を結ぶ高速鉄道THALYSの車両です。

まさに真紅、と呼ぶにふさわしい塗装が非常に格好いいですね。

THALYSはブリュッセルからパリに向かう際に利用しました。

 

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アムステルダムを離れると牧歌的、というか広大な草原の風景が続きます。

時折見えるのは風力発電の風車や牧場や農場の施設くらいで、日本の新幹線の風景と違ってやたらと長ったらしい市街地の風景なんてのは見えやしません。

 

降車駅であるブリュッセル北駅に到着すると、やはりアムステルダムとは違った雰囲気を感じます。まず、ジプシーの姿をよく見かけるようになり、物乞いの人々もアムステルダムよりも格段に増えた印象です。そして看板の表示が公用語であるフランス語とオランダ語なので、全然読めない泣

 

道に迷いながらやっとこさ辿り着いたホステルに荷物を預け、一休みした後ブリュッセルの街並みを見に行きました。

 

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モネ劇場や証券取引所の脇を通り、

 

 

 

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ブリュッセル観光はここをなくしては語れない、グラン・プラスに到着です。

 

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一つ一つの建物をじっくり見ると、びっしりと彫刻が配置されていたりするので驚きます。

いったい何年物なのでしょうか。

小便小僧だけじゃあ、ないんですねえ~

 

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続いて近くにある小便小僧に向かいます。

Manneken Pis と言うそうです。

ここに向かう前に同じような観光客と思しき欧米系のおじいちゃんに「小便小僧どこにあるか教えてくれ~」と尋ねられたので地図を見せながら丁寧に教えたのですが…

なぜブリュッセルに詳しくもなさそうなアジア人のおれを選んで声を掛けてきたのは謎です笑

写真はベルギーの国民的漫画、Tintinタンタンの壁画。

日本語読みだとどう考えても○ン○ンなんですがフランス語読みだとタンタンになるそうです。

 

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本日のジュリアン君(小便小僧の愛称)はストリート系。

日によってコスチュームが変わるそうです。

 

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ちなみにブリュッセルは中世の要塞都市がルーツとなっていて、市街を取り巻く道路は昔の城壁の跡をたどるように作られているのに加え、東側の方は傾斜のある坂の上に町が作られているので、国立美術館あたりまで行くと市街地が見渡せます。それほど、戦略的な要素が昔から強い地域だったんだな~というのいうのが感じられます。

今でもNATOやEUの本部がありますし、西欧における要所なのは変わっていません。

 

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この日はホワイトビールで乾杯!ってなわけで翌日の観光に備えました。

続きます。

 

近況

こんばんは。

 

先日は広島から東京へ、

 

一応、学生と言う身分を脱して「研修」の真っ只中です。

 

とにかくこちらは人が多いです。

電車に乗ろうが、ちょっと買い物に行こうが、人、人、人。

 

そして広島に比べると、文化の匂いがするところが多くて、そういう点では気に入っています。

自然環境の豊かさ、と言う点では広島の大勝ですが。

 

なんにしろ知らない土地をぶらついたりするのは好きなのでまあ楽しんでます。

 

 

そういえば最近、話し方が変わってると言われることが多々あります。

 

自分では特に指摘されるまで意識してはいなかったし、そういう喋り方を好んでするようなタイプじゃないと自負していたはずなのに…なんてこった。

 

確かに熱が入るような話題になると不思議なほどに頭の中からポンポンと言葉が浮かんでくるから普段の自分とは思えないペースで言葉を連射してしまう癖があるとは思ってます。

ただあれをやると引かれるのはわかってるんです。自分が気持ちいいだけで。

そういう意味では、反省が必要なのかな?

やっぱ会話って双方向のコミュニケーション、っていうやつだもんね。

色んな本にも書いてあるように。

 

今後はもっと、相手の発言にも耳を凝らして、会話を引き出せるようなやり方を意識していかないといけないのかな。ノウハウ本の回答通りなら。

 

ああー人付き合いってむづかしいいい~

落ち着いた時間が取れたら、旅行記も更新していこうと思います。

いま流行りの、民泊について思うこと

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS30H17_Q6A330C1000000/

皆さんご存知の通り、このごろは円安の影響か訪日外国人が日に日に増加していて、2020東京オリンピックを前に観光客による経済効果の期待が非常に高まっているね。

特にこの3月後半はイースター休暇なのか、キリスト圏からと思われる訪日客の姿をたびたび見かけました。

そこで最近気になるのが上の記事にも挙げたキーワード、「民泊」です。このごろ日本にもアメリカ発のAirbnbなんかが代表的な例ですが、ゲストハウスやユースホステルに並び、経済的な宿泊手段として観光客からの注目を浴びつつあります。

一応自分も訪日外国人をターゲットに据えた宿泊施設でアルバイトを経験したことがあるので、近年の訪日客の増加の激しさは驚異的なものであると感じています。

そこで最近になって非常に注目を集めだしたのが民泊。増加の一途を辿る訪日客の受け入れのために日本の空き家などを物件として提供する。なんと合理的。

2030年に6000万人とは言っていますが、現在の状況では宿がとにかく足りない。受け入れきれないのは目に見えています。いや、そもそも訪日客がそこまで増えるのかは今後の為替レートの状況次第でもあるしわからないんだけど...

そんななか見つけたこの記事。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6403

訪日客の中でも特に多い中華系の人々をターゲットに、中華系民泊が幅を利かせつつあるという。

爆買いという言葉が流行語になるほどには近年の中華系訪日客の影響力は日本の観光業において非常に大きな存在感があります。

そういった中華文化圏の人々が使いやすいような表記(つまり、中国語表記にして言語の壁を乗り越える)のウェブサイトを入口に手頃な宿泊サービスを提供する。
大陸からの来訪者によく見られる旅行モデル、例えば大家族単位の旅行や長期滞在の要望にもドミトリーなどではなくプライベートルームの提供がメインな民泊ならではの対応が可能だからこういった形態が伸びに伸びるのも納得です。

何より、こういったサービスが伸びていることから自分たちの母語でナチュラルなやり取りがサービスの提供者との間で可能な点、つまり安心感やコミュニケーションにおける利便性を彼らが求めている、というのを如実に感じ取れます。


オリンピックがあるからもちろんのこと、今後の日本は観光立国としての側面をますます強めていく必要があるのは間違いありません。
ただ、日本側が迅速に訪日客の受け入れ体制を整えなければ今後は潜在的な需要までキャッチし損ねる事態にまで発展しかねません

いち早く時代の流れを感じとり法律の規制も緩やかなうちから民泊営業に参入した彼らは非常に強かと言えます。

2020年までにこの国の訪日客向けの宿泊形態がいかに変化していくか、どのような対策をとるべきか、時間はあまり残されてはいません。

個人的に非常に面白い問題だと思っているので、今朝から連続して民泊関連の記事を読んだので新幹線の時間を活用して書いてみました笑