スリランカ旅行①Day1~Matara
12/30
今回のスリランカ旅行は北京発の30日深夜便で翌朝スリランカ入り。
最近のスリランカは観光化が著しいと聞いていたので、いかにもな中国人観光客がとにかく多い。欧米人や日本人、スリランカ人の姿もちらほら。
フライト自体に遅滞はなく、持ち込んだ蒸気アイマスクで快適に睡眠を確保できたのでなかなか好調なスタートを切れた。
バンダラナイケ空港はこじんまりとはしているものの、24時間稼働の立派な国際空港のようだ。先ずはトイレで冬仕様から夏仕様に着替え、エアポートバスに乗り首都コロンボを目指す。
この時点では、まだ今日はどこに行くか決めてない。
コロンボに出るまでのバスの車内で決めようと考えていた。
(めっさガン見されとる..)
エアポートバスはAC完備で快適。高速道路を走りバスはコロンボに向かい一直線。
バナナ畑やヤシの木、時折海が見られ、ようやく南国に来た実感が出てきた。
スリランカに来る前に今回の旅は①内陸の文化遺産エリアor②西南部の海沿いエリアのどちらを巡ろうか、本当にギリギリのところまで決めかねていたがなんだか海が呼んでいる気がしたので②に決定。
車内で海沿いの街、マータラにまずは訪問しようとルートを調べる。今回は日本でプリペイドSIMを事前購入していたのでスリランカでも4G/3G通信の恩恵に与っている。今回からは海外キャッシングも導入して引き出し可能なことも確認できたし、なかなか好調な出だしである。
コロンボ市内に到着。良くも悪くも典型的なアジアらしい喧噪にあふれている。
写真はバスターミナル周辺の市場エリア。ここからコロンボから少し離れたマータラいきの高速バスに乗り継ぐため、高速バスの発着場のあるマハラガマ行のバスを探す。
スリランカのバスは比較的わかりやすい。行き先が英語で、路線は番号で示してあるため、目的地まで行くのはそれほど困難でない。
中心駅であるコロンボフォート駅前をふらつき、マハラガマ行きのバスを発見したので乗り込む。
マハラガマ行きのローカルバス。
周りを観察するに車内の集金おじさんに行先を告げて料金を支払うシステムらしい。
例によってチャイニーズか?と声をかけられるがジャパニーズやでと返す。
空港のATMでも中国人に話しかけられたけど我不是中国人!と答えたので若干向こうも苦笑いだったのは面白かったな。
コロンボ市内はまあまあ渋滞していて、さほど遠くないマハラガマまで40~50分かかった。
マハラガマ着。ここで高速バスに乗り換えてマータラへ。
車内ではお坊さんのありがたい説法的なTV放送がずっと流れていて、いい子守歌になった。
バナナ畑と牛さんの放牧地を潜り抜け、ハイウェイをかっ飛ばし2時間ほどで着。
インド洋!!
(男一人の自撮りにはきついものがある)
この海に浮かぶ島には仏教寺院が建てられているとことなので、とりあえず参る。
そして帰る。特に目新しいものはなかったみたいだ???
(写真撮ってなかったなんて言えない)
帰りがけは下の岩場でお魚さんとカニさんがいたので現地人と仲良く観察。
南の島でもやってることは何一つ変わりません。
美しいマータラのビーチを後にし、腹が減ったのでカレーを求め適当な食堂に入る。
そもそもスリランカに行こうと思ったのは日本で食べるスリランカカレーにはまったのがきっかけだ。本場に来たからには3食カレーの勢いで消化器系がスパイスで焼き切れるくらいにたらふく食わねばいけないのだ。※この2日後くらいにしっかり焼かれて洪水になりました。めでたしめでたし。
フィッシュとダールとよくわからん野菜をチョイス!!!
初スリ飯with現地おばちゃん。
最初はスプーンで食べていたが、おばちゃんを真似て手で食べてみる。
…まあ味は変わらないよね。現地の人の中にもスプーン使う人はいるみたいだし、手で食べるのも別に苦ではないけど食後の手から発せられるカレー臭はすごいよね。全然消えないからね、これ。
現地の食物を取り込み、カレー臭をふりまきながら徐々に体がスリランカ化するのを感じながら地元マーケットをうろつく。チャイニーズか?ちゃうわい。もう中国人の設定でいようかな。テキトーに果物を買い食いしながら魚中心に見て回る。
ギョ!!(アジを干したもの、くさい)
ギョギョ!!!!(瀬戸内海でいえばいりこ、要するに煮干し)
ギョギョギョ~~!!!!!(モルディブフィッシュ:スリランカ風鰹節)
煮干しがスパイスやハーブと同列に置かれてるのなかなか面白いな。
1時間ほどふらふらしたけどマータラには特に長居するつもりもないので散策を切り上げ、スリランカ南部の奥地にあるTissamaharama(ティッサマハーラーマ)という町に向かうことにする。マータラからローカルバスで約4時間ほどらしい。
今晩の宿をWEBで確保し、早口でティッサマハーラーマとまくし立てるバス集金係のもとに駆け寄る。いざティッサヘ。
※現地では愛称としてTissaで通ってます。マジです。