最近観たもの読んだもの
こんばんは~
雨の日が続きますね~
どうやら梅雨入りもしたみたいで、これからはアウトドア趣味よりもインドア趣味が捗りそうな季節がやってきそうですね。
そんなわけで、このごろは色んな本やドラマを楽しんでいるので、それについて書こうと思いますよ。
①ケイゾク
若かりし頃の中谷美紀&渡部篤郎のタッグで送る、サイコな感じ強めの刑事モノ。
「SPEC」、「TRICK」で知られる堤幸彦作品です。個人的には「池袋ウエストゲートパーク」も好きなんですが。
なんとも説明しがたいのですが、どこか現実感のない独特の雰囲気と異様なまでにクールなとこはクールに決めちゃう、温かみとかいう要素がものすごく欠けたようなドラマのように感じます。なんだか、90年代末って感じです(適当)
とにかく文章には著しがたい魅力にあふれたドラマです。主演だけでなくOPテーマまで歌っちゃう中谷美紀様の透き通るような雰囲気が、どこか浮いているように感じてしまうのもポイントです。歌ってた頃の中谷美紀のアルバムすごくいいからみんな借りてみてくれ!
②続・最後から二番目の恋
一言でいえばMr.ミキプルーン×キョンキョンの掛け合いが素晴らしいドラマ。
前作は見ていたのですが、続編は未視聴だったのでこのたびレンタルしてみることに。
前述したようにリアルでクスッと笑ってしまうようなスピード感あふれる掛け合いと舞台である鎌倉の雰囲気、そして個性豊かな、って言うか結構アクの強めなキャラクターが魅力的なホームドラマもの。
最初に紹介したケイゾクとは打って変わって、温かみにあふれたドラマです。見ようによっては非常にもどかしいような、けれども本音をズバズバ言い合える和平(中井貴一)と千明(小泉今日子)みたいな関係性、すごくいいな~って思います。
でもありそうで絶対ないよな~と思っちゃうのも、まあドラマならではなのかなと思います。
中年層をメインターゲットに据えたドラマらしいのですが、中国地方在住20代男性(独身)にも刺さりまくりです。おれは寂しい大人たちを見るのが好きらしい。とにかくこれを見てキョンキョンに萌えてくれみんな。
③下り坂をそろそろと下る
下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書) : 平田 オリザ : 本 : Amazon.co.jp
「まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている」
という某歴史大河のオマージュで始まる著作。
少子化や格差、福祉といった日本を取り巻く諸問題に対し、「日本は衰退国家である」という前提からこれからのビジョンを見据えています。
文化資本格差や転換必死な産業構造、日本を席巻する「反知性主義的」な姿勢に対する言及も含めながら、これからの日本を支えていくためのヒントを「文化」的な側面から強化を図ろうとしている意図が読めます。
スラスラと読みやすい文体で書かれていて、あまり新書を読むようなタイプではないのですが、こればかりはなぜかあっという間に読み終わってしまいました。
リベラル色強めですがどこかトゲを感じさせない、また著者の本業である演劇の世界にも興味を抱かせてくれる良い本だと感じました。
④HUNTER×HUNTER 33巻
HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス) | 冨樫 義博 | 本 | Amazon.co.jp
3年ぶりくらい?の新刊。
「暗黒大陸編」の導入なので圧倒的情報量&圧倒的加筆。
主人公がほぼ出てこないし守護霊獣キモすぎ、でも面白いです。
今編はクラピカとレオリオ中心に話が動くのでしょうか。
シリーズの中でも一番好きなヨークシン編的な群像劇に似てそうなので、今後も期待です。なる早で新刊出してくれよな冨樫先生!!
今日はこんなところで、月曜日から頑張りまっしょう。