fluflu
インフルエンザ
先の月曜日にインフルB型陽性反応が出て、
今週の仕事はそれっきり、火曜日以降家でずっと寝たきりでした。
インフル罹るのは高校生以来で久しぶりだったんですが、
運動力&体力全盛期のころに比べると、明らかに体感のしんどさが当時のそれと
全く同じものとは思えないほどに衰えているのを感じてしまいます。
当時は布団に寝ころびながらも本を読んだり単語帳見たり…みたいなことも
できたはずがそんなことをしたいと思う余地さえ与えてくれないほど、とにかく体がだるい。常に寝て過ごしたい、という思いが勝るのでこの期に及んで考えた内職はロクにできず。。。
とりあえず熱は下がりましたが咳はじめ喉周辺の症状がまだ生き残っていて、あとはこいつらをどう鎮静化してやろうか、というところ。聞くところによればハチミツは喉の痛みに効くらしいしプーさんみたいにハチミツなめまくっておけばいいんだろうか。
幸い手元にはタジキスタン産の謎ハチミツがあるので、しばらくはこいつをチュッチュしておくことにしときます。
熱病のさなか
かねてからダラダラとページをめくり続けてきたものを、このインフルのさなかに
やっと読了しました。
タイトルに"社会学"とは付いてるけどそんな仰々しいものではまったくなく、
エッセイとかそういう類を読んできる感じに近い。
タイトルの通り、いわゆるマイノリティな人びとの生活の断片の「語り」について、ただ淡々と示している、そんな内容です。
これを読んで、何かしらの問題に対する明確な答えとかそういうものは見つかりません。ただ人々の生活の断片を語りを通してほんの、ほんの少しのぞき込むことができた、それだけです。
何かを理解したり解きほぐすカギになったりはしないけど、読んだ後になんだか清々しい気分にさせてくれる、そんな不思議な本です。