欧州旅行⑤ Paris part1
だいぶながーくなりましたが、
ようやく旅行記再開です。
もう帰ってきてから三カ月が経とうとしていますが、まだ半分も書ききれていません。
一体いつになったら終わるのでしょうか笑
というわけで今回ははベルギーのバーでドイツ人とオーストリア人のおっさんコンビにベロンベロンに酔わされた翌日、二日酔いのパリ編です。
前回までのブリュッセル編はこちらを参照
karinto-monster.hatenablog.com
パリ北駅に降りたら今までよりもピリッとした雰囲気が漂っているように感じました。
やはりテロを警戒してなのか、警官の数がこれまで訪れたどの都市よりも多い。移民っぽく見える人々も数多く見受けられました。
やはり前々から聞いていた通りパリは漢らずしも治安のいい街とは言えなさそうな雰囲気を電車を降りた瞬間からビシビシと感じます。身を引き締める思いで、これまたあまり評判のよろしくない地下鉄に乗り込みます。
パリの地下鉄に乗っていると、バイオリン奏者やヒップホップ崩れのパフォーマンスをする子供(まあ最後にメルシー、マネーと言ってくるんだけど)、そして明らかにスリだろうという者まで、様々な人々が見受けられる。
日本の地下鉄とはワケが違う。ちなみに日本人観光客が多い主要駅では「スリに注意してください」と言う日本語のアナウンスが流れて驚いた。それほどにパリの地下鉄は油断は禁物なのである。
地下鉄のホームでは中東からの難民と思しき人々が彷徨っている姿も見る。思えばオランダでも「シリアから来た友達が困ってる。金よこせや」みたいなことを言って絡んでくる奴もいたし、中東で起きている出来事はヨーロッパにまで影響を及ぼしているほどの大きなダイナミズムであることを、このフランスにいてもまさに感じた。
いろいろ考えながら、そして二日酔いにうなされながらもユースホステルに荷物を置いた後やっとこさ辿りついたパリ最初の目的地は、近代西洋絵画の殿堂であるオルセー美術館だ。
このオルセー、かつては駅舎だった建物を改装して美術館としたものらしく、エントランスを過ぎて最初に目にする広々とした空間はその名残と言ったところなのだろう。
ちなみにヨーロッパの美術館はどこもこんなご時世ゆえかボディチェックが厳しく、厳戒態勢を布いているという言葉がピッタリだ。
近代を代表する画家たちの作品が一堂に会する、非常に豪華な展示内容。
誰もが一度は見たことがあろう、ミレーの「落ち穂拾い」
ゴッホにも多大な影響を与えた、農民の生活にスポットを当てて描いた画家のひとりです。
まさに今東京で展示中だっけ?
ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
ゴッホコーナーもあるよ
でもやっぱり、タヒチシリーズに顕著に見られるような暖色豊かなゴーギャンの絵が好きだな~
オルセー美術館、個人的には翌日訪れたルーヴルよりも楽しめた気がしました。
そろそろ寝ますので今日はこのへんで。
次回パリ編パート2に続きます。