諸法無我

旅行記や、日々思うことについて

半年が過ぎようとしているのでチラ裏まがいのこと書く

こんばんは

 

いよいよ今年も約半分が終わろうとしていますな。

6月も後半に差し掛かり、突然だが、みなさんは今年の初めに誓った「新年の抱負」なるものを覚えていたりしているものなのだろうか?

いや、そもそも新年の抱負なんてのを立てている人はそれほど多くないのかもしれない。

それとも三日坊主・正月三が日で儚くも散りゆく定めにあるというものが、新年の抱負とでも言えるのかもしれない。

 

焦燥感

抱負と言えるかは怪しいが、自分は今年の初め、今年のテーマは「焦燥感」だと設定し、折に触れてそんな感情を思い起こしてきたつもりだ。

何に関しても常に焦りを感じながら生きていたい。

余裕がある、安定しているなんて状況を志向してはいけない。

常に何かに追われているような感覚を覚えながら今年は過ごしたい、と考えている。

以前も書いたかもしれないが自分は「何もしない」ことが本当に苦手なタイプなのである。時間があってもじっとしてはいられない、むしろそれは何かをするためのチャンスなのだと考えてしまう。

限られた時間を濃厚なものにして味わいたい、そういう思いからこんなテーマを設定したつもりだ。

だけどよく考えたら、常に何かに追われている=焦燥感を感じるという状況は、今年のテーマにとして設定してからと言うよりは、生来の物事の考え方に由来するもので、なにか自分の中で変革を起こすための目標設定としては失敗だったのかもしれない笑

 

最近ネットでふらっと見かけた言葉の中に、なかなかいいものを見つけた。

誰の言葉かはわからないが、「命はもっと粗末に扱え」というものだ。

もっと粗末に扱ってこそ、普段からは認識しえないありがたみがわかるという意味なのだろうか?いやもっと考えようはあるかもしれない。

安定した、危険を感じない環境に身を置き続ければ人の命はその輝きを失う、とも読み取れる気がする。常に移り変わる状況に命を曝すことにこそ、人の生きる力は強さを増すんじゃないだろうか。

 

近頃はなんだか生活が冗長になりつつある気がする。

小さなことから、命を研ぎ澄ますようなきっかけを、焦りを感じながら見つけていきたいもんですな。