諸法無我

旅行記や、日々思うことについて

突然だけどお気に入りのインディーズミュージシャン紹介する

こんばんは

 

今日は突然ですが、おれの最近推しているとあるインディーズミュージシャンを紹介したいと思いますよ。

なんでかって?特に理由はないよ。

 

まあまずはこれを聴いてみてください。

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今夜紹介する男女フォーク/JPOPデュオ「HONEBONE」

日米ハーフのボーカルEMILYとギターの川口さんからなる不思議なユニットです。

PVも結構意味わからないですが、なぜか引き込まれる危うさがあります。

 

元々EGO-WRAPPIN'とかLOVE PSYCHEDELICOとかGLIM SPANKYとか男女ユニット系の音楽がわりとドはまりするタイプだったんですが、どうやらこのHONEBONEに至っては自分の心の中のヒットゾーンとは別の、他のところにはまってるような気がするのです。

それを確信したのは、この曲を聴いてからでした。

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可愛らしいPVとは裏腹に、ずいぶんと鬱屈とした内容の歌詞。

飲んで騒いで踊っちゃう、ロックンロールな曲もいいけど、こういう救いのないくらい追いつめられた心象を表現するような歌詞って日本の音楽業界ではあまり表に出てこないイメージがあります。

まあそれもそうなのですが、個人的に一番共感したのが歌の最後の

「前向きになれ……―そんなこと 言わないで」

この部分、どこか鬱屈とした感情を持つことを肯定しにくい雰囲気のある世の中に対して、「後ろ向きになってもいい」ことを肯定させるようなイメージを抱かさせてくれます。

少なからずこういうことを考えている人ってたくさんいるんだと思います。

「ホントは後ろ向きだけど、前向きでいなきゃいけない」って。

でもHONEBONEの唄はそんなこと言わない。

後ろ向きな人も、決して無理して前向きな態度をとる必要はないんだって、おれはこの曲をそういう風に解釈しました。

 

彼女らの曲はこのようにいわゆる鬱っぽい感じの曲が多いのが特徴です。

けれども時には悲観的な状況をもまるで喜劇のように表現する。

どこか悲しいことも自嘲するかのように歌い上げる彼女らの代表曲はこれです。

www.youtube.com初見は結構笑ってしまいました。

でも自分った胃の置かれた状況を面白おかしく、どこか儚げに表現するスタンス、ブルースにもどこか通ずるものがありますよね。

 

最近は活動が精力的なようで、首都圏中心にライヴはもちろん、2ndアルバムを出して(Amazonで買っちゃいました)からテレ東系の番組にEMILYが出演したりと徐々にその頭角を現し始めている???らしいです笑

女子大生とか女子高生とかそこらに受けがいいみたいですが、どう考えてもマーケティングの対象外なおれも彼らの世界観にはまりつつあります。EMILYべっぴんさんだしね。

 

ちなみに2ndアルバム最後の曲、「負け犬と路地裏」ってのが個人的に一番好きです。

youtubeにはアルバムのトレイらーでちょこっとしか流れないのが残念。なんならアルバム貸すから聴いてほしい。

 

それではぐっない。