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諸法無我

旅行記や、日々思うことについて

故郷を尋ねられ

いつも聞かれて困る質問がある。

 

この時期は特に多きことでしょう、「出身地どこですか?」

 

いわゆる転勤族ってやつで生まれた時から引越し続きの人生だったし、真に明確に自分にとってここが出身地です!なんて言える地域はない。広島には比較的長めに住んでたし言葉づかいも広島のそれっぽいし多くの友人も得たけど、なぜか依然として広島が出身地なんだ!と言える感じもない。

 

まあこういう場合はわかりやすいから広島って答えるんですけど。

 

広島は好きだけどとりわけ郷土愛があるタイプでもないし、隙さえあらば未開の地に飛んでいきたくなる願望がある以上、自分は郷土愛を抱えるようなタイプの人間でもないのかもしれない。

こんなこと言うのも今さらだけど笑

 

きっと今からの生活は広島からは離れることになるだろうし、いよいよもって自分にとって”出身地”あるいは”故郷”たりえる地域はわからなくなる。

 

そもそも出身地ってなんなんでしょうね。

個人的には幼少期の思い出深い静岡を出身地として推していきたいんだけど、4~5年しか住んでないだけで出身地と言えるかどうかも分かんない。

 

そう考えると、大学生や社会人になるまでの時代を特定の地域で生きてきた人々がときに非常にうらやましくなる時がある。

地元には昔からの知り合いがいっぱいいて、馴染みの場所もいっぱいある、そんな生活を夢見てもおれにはそれができなかった。

まあ隣の芝ってのは青いもんなのかもしれないな。

 

でもいろんなところで生活してきた分、様々な地域を見てきたというのは案外自分の中で強みになってるな~って感じるときはよくあるし、そういう意味では結局のところ根無し草も地元のある人もイーブンなのかも。

 

まだまだ日本にも訪れてみたい地域はたくさんあるし、今までの引越しが続いた生活を送るうちに自分の中で一種の冒険心が育まれてきたことに関しては、転勤族に生を受けたことに感謝しないといけないな!

 

・・・まあ特にオチも何もないんだけど、ふと出身地について考えてみた、って感じ。