中国旅行② 麗江(Lijian)
麗江編パート2です。
麗江古城を眺望。
こちらは古城に隣接する獅子山という山の頂上にある万古楼。
かつて古城を支配した「木氏」の建てた屋敷を再現したものだそうです。
太鼓があったので、管理人?っぽいおじいさんに叩き方を教えてもらいました。
言葉がわからなくても、体の動きで教えてもらえます。
内部はこんな感じです。絵画や書画、曼荼羅をはじめ仏教絵画が展示されています。
最上階には龍が口を広げて下を見下ろしております。
この日は非常に暖かく、日本よりも一足早く桜が開花しているほどでした。
標高2400mの高地に位置する麗江ですが、緯度的には沖縄と同じなので暖かいのです。
古城内を歩いているとどこもかしこもお土産屋だったり飲食店だったりするので、テーマパーク感が強いと言われる麗江ですが、おれはこれはこれで楽しいので全然問題ないです。
時は移り喧騒の形が変われど、築城当時と同じ人々のにぎわいがあるのは良いことだと思います。
古城の露店で買った謎デザート。
米粉ベースの生地に柑橘系ソースを添えたケーキ的なもの??
そんなに、美味しくはない笑
古城をふらふらと歩いていると、隣接するマーケットに迷い込みました。
雲南省はミャンマーとラオスに隣接しているため、サトウキビやパイナップルをはじめとした南方からと思しき物産も見かけます。
観光地に来たとは言えど、やはり現地の人々の生の暮らしを垣間見れる市場に来るのは非常に楽しい!
こちらは肉市場。すぐ裏に屠畜場があり、たまに”最期の断末魔”と思しき動物の鳴き声が聞こえます。おかげで新鮮なお肉がすぐに運ばれて来るのでしょう。
檻に入れられたアヒル。奥に見えるのは鶏?
日本ではおおよそ考えられませんが、肉食をする国ではこんなことはどこでも行われているのでしょう。日本が食の現場から死を遠ざけようとしているのに対し、ここ中国雲南省は食と死が非常に近しい。
中国では犬も食べるため、”狗肉”と呼ばれ販売されていますが、結構ショッキングな写真になるため撮影はしませんでした。
夕暮れの麗江。
飲食店の多い地域は夜が近づくと人々の往来が激しくなります。
川沿いの地域は一面ライトアップされ、クラブやディスコ、バーなどに変貌します。
昼間の雰囲気とは一転、騒々しい音楽が流れてこれはこれで面白いです笑
夕食はここの火鍋を。
ヤクの排骨(スペアリブ)と根菜、ネギの火鍋!
あまり知られていませんが雲南省は日本輸出向けマツタケの特産地で、シーズンではないこの時期も乾物マツタケが土産物として良く売られています。
というわけで、この火鍋に大量にマツタケを投下してレベルアップさせます。
10年分のマツタケを食べた感じです笑
もちろんいい出汁が出るので、スープとして飲んでも最高です。
火鍋を食べ終え、翌日のシャングリラ出発に備えホテルに戻ります。
古城の夜を満月が照らしていました。
次の日はいよいよ「理想郷」の名を持つ町、シャングリラに向かいます。