諸法無我

旅行記や、日々思うことについて

中国旅行① 麗江(Lijian)

こんにちは~

 

昨日中国から帰ってきましたよ!

チベット圏よりも日本の方が寒く感じますね~不思議。

 

さて今回の中国旅行は5日間の日程で、雲南省にある麗江(Lijian)香格里拉(Xianggelila,Shangri-La)に3人で行ってきました。

前回の記事でも触れましたが、麗江は標高2400m、香格里拉は標高3300mとともに標高の高い位置にあるため、例えば日本から間を置かずして最短ルートで3000メートル級高地の香格里拉に向かうとおそらく高山病に罹り、旅行どころではなくなります。

そんな事情もあり、今回は麗江香格里拉麗江というルートで高地に体を慣らしつつ向かうという行程を採用しました。

 

それでは麗江編から参ります。

 

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今回は上海、昆明の二つの空港を乗り継いで麗江に向かいました。

中国のハブターミナルは日本のそれと異なり圧倒的な大きさです。

スケールが違います。

昆明から麗江の空港へ到着後、到着ゲートには大量の客引きタクシーが待ち構えていました。オフィシャルなタクシーもあれば白タクまで様々です。オッチャン一人と交渉したところ60元(一人20元)で麗江古城まで連れて行ってくれるとのことで快諾。

レートは1元=18円くらいです。そう思うと20㎞を超える古城まで連れて行っていただけるのはありがたい。ガイドブックによると相場の半分ほどだそう。

白タクのオッチャンはナシ族というかつて麗江古城を築いた中国の少数民族の一人だそう。カーステレオでC-POPバリバリにかけて麗江まで約40分ほどのドライブでした。

ちなみに中国、英語全然通じません。

メモ帳片手に漢字を書いて交渉するのが一番です。

 

麗江古城に着き、オッチャンに宿泊先の地図を見せると中国語とジェスチャーで一生懸命説明してくれる。ナシ族やさしい…

結局古城内をさまよいながら、地図の前で現地民に道を尋ねながらどうにかホテルに到着。ナシ族の住宅を改装したホテルです。

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(写真は昼に撮ったものです)

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この日の夕食は肉野菜魚介の串を選んでオッチャン焼いてもらうというバーベキュースタイル。

激辛香辛料をかけて召し上がれ~、という訳で翌朝おれたちの括約筋が破壊されたのは言うまでもない…

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夜の麗江の雰囲気は、京都の高瀬川沿いを想起させます。

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古めかしい建物がいい具合にライトアップされていて綺麗です。

この日は疲れからかすぐさまベッドに入り、翌日の古城散策に備えました。

 

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朝のうちは観光客もまだ少なく、少数民族っぽい衣装をまとった人々も度々見かけます。

昼を過ぎると国内の漢人中心の観光客がどっと古城内に押し寄せるため、メインストリートではせめぎ合うような状態になります。

 

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チューリップや桜が日本よりも早く花開くほど暖かく、散策にはもってこいの気候でした。

ちなみに水車周辺は客引きが非常に多く、わからない中国語で呼び止められては話を聞かされ、苦笑いしざるを得ない感じでした笑

でも外国人を相手にしても全く臆さずに話しかけていくスタイル・積極性はある意味我々日本人が見習うべきものなのかもしれません笑

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こちらは黒龍譚公園という清朝皇帝ゆかりの庭園。

麗江古城入場に必要な80元の観光パスを見せると無料で入場できます。

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昼食はフードコート的な場所でヤクのスペアリブ激辛べーべキューとベリー的なジャムっぽいものが入った「雲南茶菓子」と書かれた団子とヤシ汁に漬けたパンをいただく。

やっぱ旅先ではエスニック臭あふれるもの食べないとね!

 

昼食後は次々やってくる客引きをあしらいながら再び古城散策へ

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古風な街並みを歩くのは楽しいです。

ちなみに川沿いの通りは夜になるとEDMやレゲエがガンガンかかるディスコやクラブへと変貌し、古城らしい雰囲気が吹き飛ぶのがまた面白いです笑

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古城を歩いているとたびたびユニークな象形文字のようなものを見かけます。「トンパ文字」と呼ばれるものであり、古城を築いたナシ族によって用いられてきた文字です。一つ一つの形が大まかではありますが何を指すかが伝わってくるので見ていて非常に面白いです。

 

長くなりそうなので次回に続きます!