諸法無我

旅行記や、日々思うことについて

受験を回顧

こんばんは

 

いきなりですが、我が家は今二人の妹がそれぞれ高校・大学受験を控え、日夜熱心に勉強しております。

 

おれは怠惰な大学生の一人なのですが、一応高校・大学ともに受験に落第したということは幸いにも一度もなく、自分で言うのもなんですが、まあ、それなりに勉強した方だったんだと思います。

 

妹たちが勉強に励む姿を見るとおれにもそんな頃があったなあ、って思うと同時に、そういえば当時の自分はいったい何をモチベーションに受験に励んできたのかなあって思い返したくなりました。

 

せっかくなので自分の場合を顧みてみようと思います。

 

①高校受験

中学のころはずば抜けて成績の良い部類でもなかったのですが、中二から転校で入ってきた中学校に、それなりには馴染んでいたのですがなんとなく周囲からは常に”転校してきたヤツ”みたいなイメージがまとわりついていたんだと思います。

まあ人生の半分が転校続きだったから慣れたものだったんですが・・・

 

一年が経って中三になればだんだん進路関連の声も上がり始めて、真面目に勉強し始める同級生も出てきました。

もちろんみんなが始めだしたからそれに乗っかるというのもあったんですが、

自分の場合は常に転校生として見られる、そういったイメージを拭い去りたい、みんな一緒にゼロの段階からスタートできる高校に入って、まっさらな状態から人間関係を構築したいという願望のもとに当時のおれの高校受験はモチベーションが保たれていたんじゃないかと分析してます。

平たく言えば、これ高校デビューしたかったってことなのかな??

やべえぞこれチョー恥ずかしいぞ。

記念すべきブログ第一弾がこんなのでもう書くのやめたいぞ笑

 

 

②大学受験

大学受験、高校3年ともなるとやはり将来のビジョンを漠然とした形で抱きたがる時期になるモノだと思います。

周りのみんなもつい最近まで部活ばっかだったのに、今やノート広げてるし…

おれの場合はぼんやりとしたビジョンも浮かんでいなくて、なかなかやる気も出なかった。その時の合言葉は、「大学に行く理由は、大学に行ってから考えろ」でした笑

 

まあ今思えばそれに大学に来れてなかなかいい経験もできたし、幸いにも就職内定ももらえてるし、人間関係にも恵まれたから結果オーライなのかなあと

他にも塾に通ってるやつらに負けたくない、意地でも補習だけで乗りきってやる!

みたいなしょーもない意地も強かったんですけどね笑

 

こうして考えてみると自分の進学・受験へのモチベーションって外部環境に起因してたものが多くて、自発的に「自分から~がしたい!」みたいな純粋な目的をもって突き動かされたことが少ないんだなって気づいた。

思えば就活だって周りのみんなが動き始めてるしそろそろやっておこうかな、みたいな面もあって始めたのは間違いない。

 

おれ自身、「流される」という言葉は物心ついたときから嫌いだったし常に独立した意思をもって行動できる強い人間でありたいと願い続けてきた。

群れたいなんて思いたくなかった。

でも周りに流されて行動したくない、って考えていながらも思い返せばいわゆる人生の節目ってところでは常に周りに影響されながら、なんだかんだで周囲に合わせてアクションを起こし続けてきたんだなって

 

この先、いつの日か、なにか自らの秘めたる純粋な願望のもとに何か行動を起こせる日は来るのかな?

あるいはそれさえも何かに触発されていたと知ったなら…

 

その先は考えないでおこう。